情報リテラシー論第十二回

今回のテーマは「ラジオと音声技術の未来生」でした。

インターネットが普及してから、テレビだけでなくラジオを聞く人も少なくなっているそうです。ラジオは、音声のみで情報を聞いているためテレビよりも想像力が鍛えられるそうです。私は毎朝ラジオを聞いているのですが、喋っているパーソナリティの顔は見たことがありません。声からその人がどんな人なのかを想像しながら聴くことができるラジオは、テレビとはまた違った楽しさがあると思います。

ラジオのFM、AMの違いを知っていますか?FMは距離は短いが音質がいい、AMは距離が長いが音質が劣る、という特徴があるそうです。実はAMはFM以上に聴く人が少なく、最近では廃止の動きがあるそうです。ノルウェーではFMも終了しており、世界的に電波をやめてデジタルに移行しようとする傾向にあるそうです。

ラジオを聴く人が減少しているなか、注目されたのが東日本大震災の時です。
情報収集のためにテレビも使われていましたが、テレビでは映像が流れるためショックを受ける人も多かったそうです。それでも情報を集めないわけにはいかない、ということでラジオを聴く人が増えました。
radikoというアプリの有料版ではエリアフリーで全国のラジオを聴くことができますが、震災を受けて一時期エリアフリー放送を無料にしたこともあるそうです。

radikoにはエリアフリー放送だけでなく、タイムフリー放送という機能もあります。タイムフリー放送は、すでに放送された番組を時間を遡って聴くことができるというものです。テレビには無い機能ですが、テレビにこの機能がついたら今よりもテレビを見る人が増えるのでは無いかと思います。

最近では一般の人も気軽にラジオを配信できるサービスも増えています。特別な機材なども必要なく、スマホのアプリから簡単に配信できます。

スマホで文字を入力する際、キーボード入力の他に音声入力があります。普通に文章を認識して文字にするだけでなく、改行や句読点などを声に出して言うと、その通りに入力することができます。また、「公園」「公演」「講演」など、同じ読み方の単語でも文脈から推測して正しい文字を入力することができます。
その場で話した内容を入力するだけでなく、録音を文字起こしするサービスなどもあります。最近では5人〜6人ほどの声を聞き分けることもできるようになっています。

入力以外の音声技術も多くあり、自分の声の分身を作れるサービスや、通話でリアルタイムに声を変えるサービスなどもあるそうです。
Googleの音声認識では音声検索を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、Googleアシスタントを使えば人間の代わりに店に注文の電話を入れることもできるそうです。音声認識の機能は検索だけでなく日常生活でも使えるようになりつつあります。

音声からさらに進化して、AIによる読唇術も開発されているそうです。この技術が実用化されれば、口パクだけで検索できるようになるかもしれませんね🤔

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