情報リテラシー論 第九回

今回のテーマは「テレビの衰弱と動画メディア」でした。

スマホの普及によって動画メディアが発達し始めてから、テレビを見る人は以前よりも少なくなってきています。移動時間などに見るものが、ガラケーでワンセグ⇨スマホで動画へと変わっていきました。

動画サイトで有名なものといえばYouTubeですが、実はYouTubeよりも先にGoogleビデオという動画サイトがサービスを開始していました。YouTubeはブログなどへのシェアが簡単にできるようになっていたため、多くの人の目に触れやすかったそうです。サービス自体は知らなくても、読んでいるブログやサイトのリンクからYouTubeに飛んで動画を見る人が多かったそうです。

今、YouTuberとしてトップにいる人は、2012年頃の流行り始めの時期に始めた人が多いそうです。今はYouTuberは数え切れないほどいるため、誰にも負けないような個性がないと目立つのは難しいような気がします。


商品紹介やおもしろ系など、テレビ番組と動画に共通しているジャンルは多いですが、今のところ動画にしかない人気ジャンルもあります。それはゲーム実況です。ゲーム実況をテレビで番組としてやらないのは、テレビをよく見る層と動画をよく見る層の年齢の違いにあるんじゃないかと思います。スマホをよく使う、動画をよく見る層は学生などの若い人が多いと思います。動画よりもテレビを見る人は比較的年齢が高く、ゲームをしない人も多いと思うので、ゲーム実況を見てもあまり面白く感じないのではないかと思います。だから番組として作っていないのでは何でしょうか🤔

今、テレビが動画をライバル視しているように、以前は映画がテレビをライバル視していました。テレビが普及すれば映画館に人が来なくなるかもしれないためです。しかし、映画をテレビで放送したり、映画館の音響や大画面は家庭用のテレビでは無理だということから映画は映画館でみたいという人が多く、ライバル視することはなくなりました。映画館ならではの演出の良さがあるため、映画はテレビに負けずに生き残っているそうです。

人に何か情報を伝えたいとき、文字のみよりも画像の方が伝わります。そして、画像よりも動画の方が伝わりやすいです。
YouTuberやアーティストなど、動画を見てもらいたい場合は顔出しをした方が見てもらえる確率が高いそうです。顔出しをしていないとその人の人柄がわかりにくく、顔出しをしている人に比べて売れにくいそうです。
これは企業にも言えるそうで、社長が自ら自社の製品をアピールしている企業はイメージしやすく、株価が上がる傾向にあるそうです。

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