情報リテラシー論 第十回

今回のテーマは「様々な動画とネット配信」でした。

スマホやSNSが普及した今は、誰でも簡単にネットで生配信をすることができます。しかし、少し昔の生配信は300万円くらいのお金をかけないとできないような一大プロジェクトだったそうです。

スマホが普及するまでは動画の編集や配信はパソコンの仕事で、パソコン向けの横長の動画がメインでした。スマホの普及によって見る人の画面が縦長になり、動画自体が縦長のものが増えていきました。見慣れたホーム画面やSNSの画面を用いたミュージックビデオなど、スマホならではの表現ができるようになっておりスマホから見る人に共感してもらいやすくなっています。
スマホのアプリも進化していて、タイムラプスやスロー動画など色々な編集ができるようになっています。
全身コーディネートやヘアアレンジ、ネイルなどの被写体は横長よりも縦長の方が余計なスペースが写らないため、縦長動画でよく見られるそうです。

最近、SNSなどで表示される動画広告は再生ボタンを押す前に自動で再生されます。この仕様が増えてから以前よりも動画広告を見てもらいやすくなったそうです。私自身、自動的に流れなければ絶対見ていなかったであろう広告を最後まで見てしまうことが時々あります。
人が画面をスクロールしていくとき、動画を見て立ち止まる時間は約5〜6秒なんだそうです。動画サービスのVineには6秒の動画をループさせることでつい何度も見てしまうような動画が多かったそうです。
また、料理などの過程を高速で再生する動画が多いのもこれが理由で、人が見ていて飽きないうちに最後まで見てもらえるように工夫されています。
Mix Channel、Vineなどの短い動画のサービスは出てきては消えてを繰り返しています。現在流行っているTik Tokを使う人が少なくなったらまた新しいサービスが出てきそうですね🤔

Youtubeなどを見ていると、文字だけが流れる動画があります。文字を読むだけなら動画にしなくても…と思う人もいるかもしれませんが、実はこれにも理由があるそうです。Webサイトで文字を表示しているだけだと、その文章を読むスピードは読み手が決めます。しかし、文章を動画にしてゆっくり流すことで読み手にゆっくり読ませることができます。そこにさらに音楽などをつけることで共感してもらいやすくなるそうです。

最近ではVRなどに対応した360度動画も増えています。動画内をマウスやスワイプで動かすことができ、自分が見たい方向を向くことができます。
動画だけでなく、スマホから360度の画像を作ることができるサービスもあります。


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