情報リテラシー論 第十五回

皆さんは「絵文字」を使いますか?文章でのコミュニケーションで欠かせないツールとなっている人もいると思います。この絵文字は、日本発祥なんだそうです。絵文字は、ポケベルで使われていたハートマークから生まれました。ポケベルの絵文字はハートマークのみでしたが、多くのユーザーに使われていました。その人気から、携帯の絵文字にも多種類のハートを搭載したそうです。

ガラケーで使えるインターネットの先駆けとなったのが「iモード」です。携帯普及後、パソコンよりも手軽に使えることから利用者はパソコンを上回りました。
iPhoneが日本で発売された後、ガラケーを使う人が激減しました。iモードよりもパソコンに近い感覚で使えることから「手のひらにパソコンがきた」と言われていたそうです。しかし、わからない事をいつでもすぐに調べられるようになった事で自分で考える力が落ちた、とも言われています。

日本でSNSを広めるきっかけになったのはmixiだと言われています。当時は招待制でしたが利用者が多く、mixiを通じて知り合い結婚する人もいたそうです。
そんな中FacebookやTwitterが日本に入ってきて流行り始めました。特に注目されたのは2011年、東日本大震災の時です。メールや電話が使えない時、Twitterを連絡手段として使い救助を求めたり情報を集めたりする人が多くいたそうです。また、節電対策として「エヴァンゲリオン」に出てくる「ヤシマ作戦」になぞらえてTwitterで呼びかける人もいました。楽しんで使うだけではなく、非常時に使えるツールとしてもSNSは活躍していたんですね😊
このように正しく使えば非常に便利なSNSですが、これを悪用してデマを流す人もいます。SNSは拡散されやすいので正しい情報かどうか判明する前にどんどん拡散されていきます。災害などの緊急時に流れると混乱を招き本当に助けを求めている人の救助の妨げになってしまいますよね😰
流れてきた情報を鵜呑みにせず、拡散する前に一度自分でしっかりと調べるようにしないといけないと思いました。
また、SNSを使っている人の中には自分の投稿の評価が気になったり、他人の投稿を見て疲れを感じてしまう人もいるそうです。楽しんで使う分には良いですが、はまりすぎてそれが生活の中心になってしまわないように気をつけたいですね。

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